プラセンタに関する注意事項

プラセンタ療法の副作用

ひとくちにプラセンタ療法といっても、プラセンタを医療目的で使うということと、病院等に行かないで自分の意志でプラセンタ製品を摂取し健康効果を期待することなど、いろいろ解釈はあると思いますが、ここでは病院へ行って、病気の治療目的でプラセンタ注射を受けることに限定して述べたいと思います。

いわゆる西洋医学で使われる薬(飲み薬、貼り薬、注射などを含む)には、治療に役立つ効果がある半面、個人差はあるものの何らかの副作用があります。胃痛、悪心、肌の赤み、や腫れ、などの比較的軽いものから、痛みが増したりショック症状が起きたりなどの重いものまでさまざまです。プラセンタ療法はこの西洋医学では解決できないからだの不調や不定愁訴などに対して効果を発揮し、今まで深刻な副作用はほとんどないと言われています。

ただし、2005年に「40代の女性が美容クリニックでプラセンタ注射を何度か受けたあとにだるさや黄疸が出てきて急性肝障害と診断された」という報告がありました。この患者はプラセンタ注射以外にもホルモン剤の投与も受けていたので、いちがいにプラセンタだけが肝障害をもたらしたとは言いかねる部分があるとのことです。とはいえ、効果の現れ方には個人差があり、体質や他の病気などとの関係でプラセンタ療法により症状が悪化する場合もあるということは常に考えておいた方がいいかもしれません。プラセンタ療法を受ける場合は医師によく説明を聞き、納得してからのほうがよさそうです。